◆ プリザーブドフラワーとは ◆ |
- プリザーブ Preserveとは、「保存加工」「防腐処理」をするという意味
- プリザーブドフラワーは本物の花です。 ドライフラワーでも、造花でもありません。
- 本物の生花を使用して、オーガニックの染料、食用の着色料と身体に無害な保存料・薬品を吸い上げ特殊加工したお花です。
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◆ プリザーブドフラワーの歴史は? ◆ |
- プリザーブドフラワーの歴史は1991年のフランスから始まり、一流フラワーデザイナー達によってヨーロッパ中に広められたそうです。
今では、欧米での人気はとても高く、特にニューヨークやパリではプリザーブドフラワーを贈る事は、いつもと違ったステータスを表現できるとして人気を呼んでいるとのことです。
- 日本でも少しずつ広められ今では、雑誌などでとりあげられてからブライダルや贈答用のプレゼントやお部屋のインテリアとして人気上昇中です。
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◆ プリザーブドフラワーってどのくらい持つの? ◆ |
- 気候が安定しているヨーロッパのほうでは、5〜10年はもつといわれています。
しかし日本では、季節の変化・湿度の影響で、1〜3年程度といわれています。バラの種類や保存状態によりそれ以上、長い間美しい花姿を楽しめる場合もあります。(取扱参照)
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◆ プリザーブドフラワーの種類は? ◆ |
- 当初はバラが支流でしたが、・紫陽花・カーネーション・ライスフラワーやレモンリーフ・アイビー・ユーカリ・アジャンタムなどのグリーンや今では果物なども。
今後も、色々な種類の花やグリーンの研究開発が進み、ますます増えていくと思われます。
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◆ プリザーブドフラワーの特徴・長所 ◆ |
- プリザーブドフラワーの加工は、生花にオーガニックの染料が使われるため、自然界にはまだ存在しないブルーのバラも誕生させることが可能になりまました。 白をひとつとっても純白からクリームがかった白、アンティークな白など、彩度が高く鮮やかな色合いの豊富なカラーバリエーションが楽しめます。
- 生花は常に水を与え、夏場は水が腐りやすく管理が大変で長持ちはしません。またドライフラワーは壊れやすく色褪せしやすい弱点があります。その点、プリザービングを施されたお花は、生花が持つ柔らかく弾力性があります。水やりが必要ないのに、新鮮さを感じさせるみずみずしさ・色鮮やかさは見た目は生花と見間違えるほど。プリザーブドフラワーは、画期的なお花です。
- ウエディングに利用したプリザーブドフラワーは、思い出・記念として長い間楽しむことができます。
- 長い間保存が可能なので、海外挙式に気に入ったウエディングブーケを持参することができます。
- ウェディング撮影などの前撮りの場合、披露宴と同じブーケを持参できます。また、前撮り用のブーケを作る必要が無いので経済的です。
- 生花を材料として加工するため、価格はどうしても高めになります。しかし、何年も楽しめることを考えればむしろ割安といえるかもしれません。
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◆ プリザーブドフラワーの取扱い ◆ |
- プリザーブドフラワーは生花ではありませんので水やりは不要です。
- プリザーブドフラワーはとても繊細なお花です。 そのまま飾っているとほこりがたまり、それを取り除こうとした時に花びらを傷付けたり、壊れやすいので丁寧に扱いましょう。
- 飾る場所は風通しのよいところが望ましいです。
直射日光や湿気、高温多湿な場所(冬場の加湿機・夏場のクーラーの良く効く部屋で直接風にあたる場所)には置かないよう、環境には十分注意してご使用ください。湿度が高いと褪色の原因と色落ちする場合があります。衣服などに色が付かない様ご注意下さい。
■トラブルの臨時修復■
湿気、蒸気等で水分を含んだ状態(花の色が少し透明になっている、花の脈が見える、触った感触がかなり柔らかいなど)になってしまった場合は、アレンジメントやブーケをそのまま乾燥剤と一緒にナイロン袋に入れてしばらく密封します。すると元の状態、または元に近い状態に戻る可能性もありますので、処分される前に一度試してみて下さい。
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